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Lucie et Auguste Lignier(リュシー エ オーギュスト リニエ)

本拠地
モレサンドニ

 

歴史
1962年 ユベールがドメーヌを創業、ワインはネゴシアンへ売っていた。

1989年 ドメーヌでの元詰めを開始する。

1991年 ロマン・リニエがドメーヌへ参画、自社瓶詰めが殆どとなる。

1996年 ユベール・リニエの息子であるロマン・リニエ(1969年生)がドメーヌを引き継ぐにあたり、EARL Hubert Lignierを設立、ロマン(74%)、ユベール(13%)ユベールの妻フランソワーズ(13%)の割り合いで株式を所有。畑の所有はユベールが6ha、ロマンが1.5ha、第三者からのメタイヤージュ分1haを株式会社で一括に借り受けている形をとっていた。ユベールが出来高の1/3を、ロマンが2/3の出来高を受け取る形である。

1999年 ロマンがケレンと結婚。ケレンはドメーヌへ参画し、ロマンから栽培から醸造、経営まで一緒に仕事をしてゆく。

2000年 ロマンとケレンにリュシーが誕生

2001年 Fixin blancの畑を購入(0.24ha)リリースは2004年頃

2002年 オーギュストが誕生した。

2003年 EARL Hubert Lignierの株式を全てロマンが受け継ぐ。ユベールが販売専用の会社SARL Lignier-Lawtonを設立99%の株式を所有し、1%をケレンに分け、ケレンが社長に就任。
収穫時期にロマンが脳腫瘍で倒れ、ケレンとリュシー、オーギュストに自分の所有している畑を全て相続できるような手続きをとる。

2004年 ロマンが死去。この年ケレンがボーヌの醸造学校の栽培、醸造コースを修了。また、現場では栽培にドミニク・ポワロット(ラ・プース・ドールの醸造長もツ勤めていた)、醸造にビル・ダウニー(オーストラリアのデ・ポルトーリの現醸造長、会社が協力をしてフーリエで研修をし、2006年からはデ・ポルトーリの醸造長をしながら自身のワイナリー、ウィリアム・ダウニーのワインも造りはじめた。)を召集、ユベール自身も栽培と醸造を、ケレンは醸造とエルヴァージュ、瓶詰めを担当した。

2005年 EARL Hubert Lignierの社長にケレンが就任。ケレンはアンヌ・グロで短期研修も行った。栽培、醸造はユベールとドミニク・ポワロット、醸造にはビル・ダウニー
も参加、ケレンはエルヴァージュ、瓶詰めを行う。ユベールはメタイヤージュ分(1/3)を自身で瓶詰めを行っている。

2006年 ケレンがSARL Lignier-Lawtonの所長を辞任、アルベール・ビショでディレクターをしているユベールの息子ローランが代わりに就任し、社名はSARL Lignier Pere et Filsとなる。この年からは栽培から瓶詰めまでケレンとドミニクが担当。ユベール分はユベールが瓶詰めを行っている。

2007年 ケレンはEARL Lucie et Auguste Lignierに社名を変更した。以後、バックヴィンテージ(ロマンが権利を所有していた在庫)にLucie et Auguste Lignier、ユベール分にHubert Lignierの二つのエチケットが別々の販路にのるようになる。ユベールの女タイヤージュは2020年まで有効な契約である。

 

栽培
リュット・レゾネを採用している。環境に対してダメージを与えない薬品のみを必要なと気にしようしている。若い木はコルドンロワイエで仕立てている。マッサル選抜の実施。
修了はグリーンハーヴェストも行って調整している。グランクリュからパストゥグランまでで、20-55hl/ha程である。
選果を行いながら手摘みで収穫を行う。

 

醸造
除梗は100%行い、低温浸漬を5日程行う。(ロマンが参加するまではアルコール発酵中にピジャージュ等で抽出を試みていた。)野生酵母にて開放式のセメントタンクで発酵を行う。ピジャージュは足でやさしく、果帽が液面より下がる位まで。キュヴェゾンは15-20日程度。

Fixin Blancは新樽を100%使用しての発酵(小区画のため)。

 

熟成
広域では少しの新樽を、村名では20-30%前後の新樽を使用し、プルミエで50%前後、グラン・クリュで90%前後の新樽を使用し、-24ヶ月の樽熟成を行う。(MSD 1er cru V.Vでは85%、CM Le Baudesや、GC Aux Combottes、Charmes Chambertin等の小区各の物では100%の新樽を使用する。
無濾過、無清澄で瓶詰めを行う。
パストゥグランはタンクで12-18ヶ月の熟成を行う。

Fixin Blancは8-10ヶ月の熟成を行う。Aligoteは10%の樽、残りをタンクで12ヶ月の熟成を行う。

 

主要商品(2008年11月編集)EARL Lucie et Auguste Ligniierの耕作分でここからの商品が2/3がケレン、1/3がユベールによって瓶詰め、各々出荷される。

Rouge
Charmes Chambertin  0.1ha
Gevrey-Chambertin 1er cru Aux Combottes  0.13 ha  40年
Gevrey-Chambertin  1ha
Clos de la Roche  0.8ha  35-45年
Morey-Saint-Denis 1er cru V.V  0.53ha 50-100年(Cuvee Romain Lignierと表示の物は2003〜、)
Morey-Saint-Denis 1er cru Les Chaffonts  0.6ha
Morey-Saint-Denis  0.95ha 45 年
Chambolle Musigny 1er cru Les Baudes  0.17 ha
Chambolle Musigny  0.49 ha
Bourgogne  0.65ha  35年
Bourgogne Passetoutgains  45年  PN 60%、 GAMAY40%

Blanc
Fixin Blanc Champs Vosger  0.24 ha  5-10年
Bourgogne Aligote  0.59ha  45年

 

商品、スタイル、他情報について
1998年以降のヴィンテージのものでは、ユベール・リニエのエチケットだけではなく、ロマンが貯蔵していたバックヴィンテージのワインで、リュシー エ オーギュスト
 リニエのエチケットで出荷される物もある。基本的に2004年までは同じ物のエチケット違い、2005年移行は瓶詰めのタイミングのみ違うワインとなっている。

熟した黒〜赤の果実と樽からのヴァニラとトースト香が溶け込んでいる。凝縮した果実味の影にやわらかい酸味の骨格があり、溶けた豊かなタンニンと果実味の広がりがそのまま余韻へと続いてゆく。

 

輸入元
ヌーヴェルセレクション