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(Maison et Domaine)Louis Jadot(ルイ ジャド)

本拠地
ボーヌ


歴史
1859年 ボーヌへネゴシアンとして設立される。
1962年 ルイ・オーギュスト・ジャドが死去。息子のルイ・アランが未成年であった多め、未亡人がルイ・オーギュストの片腕であったアンドレ・ガジェに会社経営を託す。
1968年 ルイ・アランが23歳で死去。
1985年 ルイ・ジャドは同社のアメリカ市場の輸入販売元のコブランドに買収されることにより、売り上げが上がることとなる。
1986年 家族紛争で分裂したクレール・ダユの所有畑の一部を買いとる。
2007年頃 Savigny,Pernand,Corton-Grave等で実験的にビオディ並を採用している。
2008年現在 アンドレ・ガジェの息子のピエール・アンリ・ガジェによって運営されている。醸造はジャック・ラルディエールが行っている。

 

栽培
基本的には除草剤は使用しないようにしている。収穫時と醸造所で選果をしっかりと行っている。2008年現在で実験的にビオディナミを採用している事から化学肥料や農薬等はなるべく使用していない姿勢が見て取れる。
収量は比較的多く、クロドべーズの05で42hl/haであった。

 

醸造
赤は基本的に少量のワインは、全房発酵で、収量の多い畑のものは100%除梗する事もある。ステンレスタンクと木製醗酵槽をワインによって使い分け、野生酵母で発酵。
発酵温度はあまり調整せず、最高温度は38℃まで上がる事もある、日に2回のピジャージュのみで抽出をしっかり行い、キュヴェゾンは1ヶ月弱に及ぶ。
グランクリュ等では基本的にオークファーメンターで発酵。MLFはしっかりと安定させてから、翌年5月に行う。

白は収穫後、搾汁をした後にステンレスタンクでデブルバージュを行い、樽へ入れて野生酵母で発酵を開始する。フルーティな物や広域ではステンレスタンクで発酵を行う。

ガメイは除梗を行った後、長期の発酵、マセラシオンを行う。

 

熟成
新樽比率はグランクリュでも極めて低い。

白は平均25%の新樽を使用して6-15ヶ月の熟成を行う。瓶詰め前に清澄と軽い濾過を行う。

赤は平均で25%の新樽を使用して、10-24ヶ月の熟成を行う。瓶詰め前に清澄と軽い濾過を行う。

ガメイ(ヌーヴォーを除く)も樽で熟成を行う。一部を新樽で8-9ヶ月、クリュ物は100%の新樽で12ヶ月の熟成を行う。

広域やフレッシュさを出したいワイン(マコンやシャブリ)ではステンレスタンクで熟成させてからの瓶詰めを行う。

樽はルイ・ジャド社が設立したCADUS社の物を使用(30ヶ月晒している。)

 

主要商品(2008年11月編集)
Rouge
Chambertin Clos de Beze
Chapelle Chambertin
Griotte Chambertin
Charmes Chambertin
Gevrey-Chambertin 1er cru Clos Saint-Jacques
Gevrey-Chambertin 1er cru Petits Chapelle
Gevrey-Chambertin 1er cru Estournelles Saint-Jacques
Bonne Mare
Musigny
Chambolle-Musigny 1er cru Les Fuees
Chambolle-Musigny 1er cru Les Baudes
Chambolle-Musigny 1er cru Les Amoreuses
Clos de Vougeot
Echezeaux
Nuits-Saint-Georges 1er cru Les Boudots
Corton-Les Pouget
Savigny-les-Beaune 1er cru La Dominode
Beaune 1er cru Couchereaux
Beaune 1er cru Theurons
Beaune 1er cru Clos des Ursules
Beaune 1er cru Boucherottes
Santenay Clos de Malte

Blanc
Corton-Charlemagne

 

商品、スタイル、他情報について
自社畑は78haで、80ha分の葡萄を購入している。
共通のエチケットにドメ−ヌ物は以下の名前が刻まれている。
Domaine des Heritiers Louis Jadot(創業者のルイ・ジャドの一族が所有していた畑)
Domaine Louis Jadot(クレール・ダユ等買収してきた畑)
Domaine Gagey(アンドレ・ガジェ個人が所有してきた畑)
また、シャサ−ニュとピュリニ−のDuc de Magentaの醸造と8割の販売権を持ち、ボジョレーのChateau des Jacquesを傘下におさめ、それらのエチケットにルイ・ジャドの名前を記して販売している。

ドメ−ヌ物は色合いは淡いルビーで新鮮な赤い果実の香りに、やさしい果実の口当たり、フレーヴァーと酸味、ミネラルの骨格が広がってゆき、しっかりとした溶けたタンニンを感じ、果実香、酸味、ミネラルとやさしいタンニンの余韻がしっかりと感じられる。クラシカルでフレッシュでクリーンなエレガント系。

白は熟した果実香に樽香が溶け込んでおり、口当たりは豊かな果実味を感じる。果実味とともに酸味とミネラルが徐々にヴォリュ−ムを上げながら広がってゆき、そのまま余韻となってゆく。赤同様にフレッシュででクリーンなエレガントな印象。

 

輸入元
日本リカー