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(Domaine) Jean-Noel Ganard(ジャン ノエル ガニャール)

本拠地
シャサーニュモンラッシェ


歴史
1632年 ガニャール一族は既にこの地で存在していた記録がある。
1926年 ジャン・ノエル・ガニャールが産まれる。ジャン・ノエルはジャック・ガニャール(ガニャール・ドラグランジェ)の兄弟(兄という情報と弟という情報が入り乱れているため、未確認)である。
1989年 ジョン・ノエルの娘のカロリーヌ・レスティメがパリで勉学を修めた後ブルゴーニュへ戻ってくる。その後、一年間ボーヌの栽培、醸造学校で学ぶ。
1990年 カロリーヌ・レスティメがドメーヌへ参加。赤ワインの熟成に新樽を用い始める。その後も土壌に適した植え替え、区画ごとにキュヴェの仕立てを分ける事等の改革を行う。
1991年 Chassagne-Montrachet 1er cru Les Chenevottesをいくつかの区画に分けての瓶詰めを開始する。
1992年 Chassagne-Montrachet 1er cru Clos du Matroie白の最初の収穫が行われた。
1993年 Chassagne-Montrachet 1er cru Les Champ Gainsが独立したキュヴェとして瓶詰めされた。
1996年 Chassagne-Montrachetの赤に「L'Estimee」の名を冠した。
1997年 プルミエクリュというプルミエクリュ同士のアッサンブラージュのキュヴェ
を廃止、それぞれ区画別に瓶詰めをするようにした。
2002年 Chassagne-Montrachet 1er cru Morgeotの畑の石灰質上部(0.3ha)と粘土質下部0.6haも分けて、下部をChassagne-Montrachet 1er cru Morgeot上部をChassagne-Montrachet 1er cru Boudriotteとして瓶詰めをはじめた。
2008年現在 当主はジャン・ノエルだが、カロリーヌ・レスティメが栽培、醸造、販売の責任者となっている。

 

栽培
リュットレゾネで栽培、除草剤は使用せずに鋤入れで耕作を行う。
必要に応じて堆肥をまき。ピノノワールはコルドンロワイヤ、シャルドネはギョーサンプルで仕立てられている。10000/haの密植。収量も厳しく制限する。
選果をしながら手摘みで収穫を行い、醸造所でも選果を行う。

カロリーヌによって、赤に適した土地にはピノノワールが、白の適した土地にはシャルドネがきちんと整理されて改植されて行った。
植物堆肥の有機肥料が用いられる。っまた、Regional de la Protection des Vegataux(天気予報と葡萄の生育具合からどのような病害虫の発生の可能性があるかシュミュレ−ションをして結果を情報サービスする組織)と連係して、対応がとられている。
収穫は手摘みである。

 

醸造
白は徐行されずにプレスされ、24-48時間のデブルバージュし、上澄みが使われる。
小樽に移された果汁は18℃で野生酵母で発酵される。

赤は100%除梗され、最初の3−4日は17−18℃に温度を保たれ、その後自然に任せて、最終的に28ー30℃位で発酵。発酵中はルモンタージュとピジャージュを行う。
キュヴェゾンは10日前後。

 

熟成
白は新樽は30%(バタールだと80%)程用いて、バトナージュは最初は週1−2回、その後は3週間に1回で12月まで行われる。
MFL後に澱引きを行い、地下の10-12℃のセラーへ移動、樽熟成を行う。
広域からプルミエで30-35%前後、グランクリュで80%の新樽を用いて、広域は12-15ヶ月、村名以上は18ヶ月の熟成を行う。
2回の澱引きと清澄をし、澱引きを行い、アッサンブラージュ。軽いフィルターにかけた後に瓶詰めを行う。

赤は毎年25%の樽を新樽を入れ替えて12-18ヶ月の熟成を行う。MLF後に一度澱引きを行い、一度卵白で清澄を行い、アッサンブラージュ前に澱引きを行う。軽い濾過を行ってから瓶詰めを行う。

 

主要商品(2008年5月編集)
Rouge
Chassagne-Montrachet 1er cru Morgeot 0.77 ha  3600本
Chassagne-Montrachet 1er cru Clos Saint Jean 0.32ha 2760本 (03に植え替え2005-)
Chassagne Montrachet Cuvee L'Estimee  1.4ha 8400本(1996-)  
Santenay 1er cru Clos de Tavannes  0.3ha 1800本 
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Clos Bortier  0.91ha  6960本(ファーストヴィンテージの2004のみ、2400本

Blanc
Batard-Montrachet
Chassagne-Montrachet 1er cru Blamchot Dessus  0.12ha  960本
Chassagne-Montrachet 1er cru Les Chenevottes 0.49 ha  8040本
Chassagne-Montrachet 1er cru Les Chaumees 0.5 ha 4440本
Chassagne-Montrachet 1er cru Morgeot  0.3ha  2400本
Chassagne-Montrachet 1er cru Boudriotte  0.48ha  3600本(2002-)
Chassagne-Montrachet 1er cru Cailleret  1ha  7000本
Chassagne-Montrachet 1er cru Les Champ Gains 0.92 ha  1140本(1993-)
Chassagne-Montrachet 1er cru Matroie 0.28 ha  1440本
Chassagne-Montrachet 1er cru Clos de la Matroie 0.33 ha 18年 2520本(1992-)
Chassagne-Montrachet Les Masures  0.6ha  4800本
Chassagne-Montrachet Les Chaumes  0.29ha 40年  2400本
Chassagne-Montrachet Pot Bois 0.12ha  840本 (2008-)
Chassagne-Montrachet
Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Sous Egguisons

 

商品、スタイル、他情報について
2008年現在、畑の総面積は8.43程程所有している。
もた、カロリーヌはシャサーニュでは白が有名であるため、ピノノワールに適した土壌でもシャルドネを植えてしまうことが多いのだが、迷うことなくピノノワールに適した土地にはピノノワールを植え、ジャン・ノエルの時代には白ワインによる礎を築いたのに対し、赤でも評価されるように導き、白も区画ごとにキュヴェを振り分けさらに高い評価をされるようになった。
カロリーヌ・レスティメにとってジャック(フォンティーヌ・ガニャール)は伯父であり
、その長女ローランス(フォンティーヌ・ガニャール)と次女クラウディーヌ(ブラン・ガニャール)は従姉妹にあたる。

白は柑橘計や花の香り、バターやはちみつ、オークのフレーヴァーが豊かに香、果実味が豊かななスタイルで口当たりは柔らかく、酸味も柔らかい。余韻に果実と樽からのフレーヴァーをしっかりと感じられる。

赤はフレッシュな赤い果実にチェリー等の黒い果実香、控えめな土の香りが溶け込んでおり、やさしい果実味主体のアタックに、豊かな酸味やミネラル感がある。余韻は果実のフレーヴァーとほのかにミネラル感と酸味が残る。

 

輸入元
ファインズ