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Domaine de L'Arlot(ド ラルロ)

本拠地
プレモー


歴史
1987年 メゾン・ジュール・ベランの畑と敷地内の建物を保険会社「AXA」が買収し、ドメーヌ・ド・ラルロ(Societe Civile d'Explotation du Domaine de L'Arlot)を設立した。(経営理念はAXAとは別で、ワインについては口をだされない。)メゾン・ジュール・ベランは2008年現在も健在である(買収された畑ものは造っていないが…)。経営者はデュジャックで10年間の勤めたジャン・ピエール・ド・スメ、有機的に畑の管理を行うようになっていった。
1991年 Romanee St Vivanを購入。どう畑には多産型の木が植えられていたため、改植を徐々に行っている。
1991年 除草剤、殺虫剤の使用を停止した。
1998年 オリヴィエ・ルリッシュ(2003年からは栽培と醸造の95%をスメ仁摩かされている)が入社。
2000年 ビオディナミを一部取り入れはじめる。
2003年 全ての畑でビオディナミを採用するようになる。(おそらく醸造時のSO2の添加もやめたと思われる。)
2007年 ジャン・ピエール・ド・スメが引退、オリヴィエ・ルリッシュが責任者となる。

 

栽培
2003年からはビオディナミを採用。
一部、馬による耕作も取り入れている。
収量はドメ−ヌ開始以来全てに畑で35hl/ha以下を守っている。

 

醸造
除梗は行わない。2003年以降のワインはSO2の添加を発酵開始時にはしていないと思われる。それ以前のワインも極少量の添加である。
発行はステンレスタンクで行う。
タンクにCO2を入れ、蓋をし、セミMC法で発酵を進める。最高温度は32−33℃程度で推移させる。ピジャージュをまず行い、ルモンタージュを行いながら、キュヴェゾンは3-4週間前後。

 

熟成
プルミエで30-60%程、グランクリュで50%程の新樽を使用して16-18ヶ月前後、村名は14-16ヶ月のを熟成させる。
白ワインは1年程の熟成を行う。

 

主要商品(2008年11月編集)
Rouge
Romanee Saint-Vivan  0.25ha  900本
Vosne-Romanee 1er cru Les Suchots  0.7ha  3000本
Nuits-Saint-Georges 1er cru Clos des Forets Saint-Georgges 7.1ha 2万本(モノポール)
Nuits-Saint-Georges 1er cru Les Petit Plets(Clos des Forets…の若木)1万本
Nuits-Saint-Georges 1er cru Clos de l'Arlot 1.2ha (モノポール)4500本
Nuits-Saint-Georges 1er cru Les Petit Arlot(Clos de L'Arlotの若木)0.62ha 3000-3500本
Nuits-Saint-Georges
Cote de Nuits Villages  1.55ha  8000本

Blanc
Nuits-Saint-Georges 1er cru Clos de l'Arlot 0.9ha 3000-3500本 (モノポール)
Nuits-Saint-Georges La Gerbottes 0.8ha  4500本

 

商品、スタイル、他情報について
ドメ−ヌでは2008年現在、14haを所有している。そのうち12.6haがクロで覆われたモノポールである。

2003年以降のものは、赤は醸造時のSO2無添加によると思われる苺の酸化臭、動物やスパイス香、紅梅の香りが豊かに立ち上る。甘いタンニンを伴う果実味のアタックと柔らかい酸味、豊かなエキス分の広がりがある。豊かな細やかなタンニンを感じ、余韻へ果実と動物のフレーヴァ−とタンニン、果実味を長く感じることができる。
(プリューレロックをもう少し複雑にし、動物的なニュアンスを加えた感じ)

白は凝縮した熟した果実の香りにトロミのあるアタック、酸味は柔らかいが、ミネラル感が豊かで、果実味とともに余韻へとミネラルが広がってゆく。

2002年までは
ピュアな紅梅を含む赤や黒の果実の香りにグローヴ等のスパイスの香りが少し溶け込み、
口辺りはピュアでいながら甘い果実味と、溶けたタンニンを感じる、適度なエキス分、綺麗な酸味、ミネラル感の広がりがあり、細やかなタンニンとともに果実のピュアなフレーヴァ−が余韻へと続いて行くワインであった。
(デュジャックにニュイサンジョルジュらしい太さとジューシーさを加えた感じ。)

 

輸入元
AMZ