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Domaine Trapet Pere et Fils(トラペ ペール エ フィス)

本拠地
ジュヴレシャンベルタン


歴史
19世紀後半 既にトラペ家がワインを生産していたことについての記録がある。
1965年 ルイの息子、ジャン・ルイ・トラペが誕生。
1987年 ボーヌとディジョンで醸造学を納めた、ドメーヌへジャン・ルイが参画。
1989年 ルイ・トラペの時代に畑での除草剤が廃止された。
1989年 ルイ・トラペが分割相続され、ジャン・トラペはドメ−ヌをそのまま引き継ぎ、名称をドメーヌ・トラペへとし、ルイの娘婿のジャック・ロシニョールはロシニョール・トラペを創立させた。(1990年のワインはエルヴァ−ジュ以外は同じワインに別エチケットで両ドメ−ヌがラリリースされている。)
1995年 GESTへ参加。
1997年 畑の管理にビオディナミを採用しはじめた。
1998年 全ての畑にビオディナミを採用した。
2008年現在 ジャンと、息子のジャン・ルイとともにドメ−ヌの運営をしている。また妻が相続したアルザスの畑のワインも造っている。

 

栽培
ビオディナミで管理している。また、ドメ−ヌでは栽培の実験用の畑の区画もあり、カリフォルニアや世界中のピノノワールの優良クローンやマッサル選抜で選ばれた葡萄樹が試験的に植えられていて、剪定法や仕立て方を色々ためしている。
春の徹底した芽掻きで収量を制限している。1ha当たり、12500本の密植。
収穫は遅めである。
畑で一度目の選果を行い、醸造所の選果台で2回目の選果を行う。

 

醸造
ミレジムにもよるが、1/3前後は除梗せずに、開放式木製醗酵槽で、15℃で5日前後の低温浸漬を行い、最高温度は33℃、ピジャージュは5回程度、毎日ルモンタージュを行い、3週間前後のキュヴェゾン。
過剰な抽出をしないためにピジャージュのタイミングにはかなり注意している。
ポンプの使用も避け、グラヴィティシステムを採用している。

 

熟成
SO2の使用はかなり抑えられており、パストゥグランの<ア・ミニマ>では全く使用していない。
ワインによって新樽の比率は30-75%前後で18ヶ月前後の熟成を行う。
無濾過、無清澄で瓶詰めを行う。

 

主要商品(2008年12月編集)
Rouge
Marsannay
Chambertin  1.9ha  40年(1919植樹の木もある)
Latricieres Chambertin
Chapelle Chambertin
Gevrey-Chambertin 1er cru Clos Prieur
Gevrey-Chambertin 1er cru Petits Chapelle
Gevrey-Chambertin Ostrea(カキの化石が土壌に混じる石灰質土壌からの特別なキュヴェ)
Gevrey-Chambertin
Bourgogne Rouge
Bourgogne Passetougrains <A Minima>(SO2無添加ワイン)

Blanc
Marsannay
Bourgogne Blanc

Rose
Marsanay Rose


商品、スタイル、他情報について
ドメ−ヌでは14ha程の畑を所有している。また、夫人の出身地であるアルザスにも2ha程の畑所有しており、ビオディナミでの栽培葡萄から造られるワインをリリースしている。
ジャン・ルイ・トラペはGESTの発足当時からのメンバーである。
バックヴィンテージがドメーヌ・トラペ、ドメーヌ・ロシニヨール・トラペからリリースされているが、両方ともルイ・トラペ時代のものを相続したもので、大本の中身は一緒のもので、ドメーヌ分割後のセラー管理のみが違う。ルイ・トラペ時代は抽出等、全体的に軽いタイプのワインであった

豊かな凝縮した果実香にスパイスとスミレのようなフローラルな香りと、樽からのフレーヴァーが溶け込んでいる。口当たりは甘味を伴う芳醇で滑らかな果実味で、エキス分も程よく感じられ、骨格にある柔らかな酸味は終止果実味の影に隠れている印象。果実味と果実のフレーヴァー、滑らかな溶けたタンニン、少しのスパイスが広がってゆき、余韻を形成している。

白は凝縮された果実香に、少しのナッツやバターが溶け込んだ香り、味わいは果実味が中心で酸味やミネラルよりも豊かな果実味が終止、余韻まで楽しめるようなスタイル。

 

輸入元
フィネス