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Domaine Ponsot(ポンソ)

本拠地
モレサンドニ


歴史
1872年 St-Romain出身のウィリアム・ポンソがMorey-St-Denisでドメーヌを創業。既にMont-LuisantsやClos de la Rocheを所有していた。
1920年 ウィリアムの孫のイッポリト・ポンソが、兄弟のアンリ・ポンその力を借りてドメーヌを引き継ぎ運営してゆく。
1934年 一部瓶詰めを開始した。
1942年 ジャン・マリー・ポンソがドメーヌへ参画
1957年 イッポリトが引退。
1961年 ジャン・マリーがChambolle-Musigny、Chambertin、 Latoricieres-Chambertin等のメタイヤージュ契約を結び、耕作を始める。
1972年 ジャン・マリーの妻、ジャクリーヌ・ポンソ・リヴェラの父より、Gevrey-ChambertinとChapelle-Chambertinを相続する。
1975年 ジャン・マリーと妻のジャクリーヌ・ポンソ・リヴェラ、ドニ・ポンソ、マリー・アントァーヌ・ポンソによってドメーヌが会社組織化された。
1981年 ローラン・ポンソがドメーヌの運営へ参画(他に勤めていた)
1982年 シェゾートのメタイヤージュが始まり、Griotte Chambertin、Clos-St-Denis、Chambolle-Musigny Les Charmesの耕作を始める。
1984年 発酵時に不活性ガスを使用しはじめた。
1988年 発酵時にSO2の使用を廃止した(瓶詰め時には少量用いている)。
2001-2年 Bourgogne Rouge、Chambolle-Musigny Cuvee Cigales、Charmes Chambertin、Clos de Vougeotを新たに耕作しはじめる(ドニ・ヴォルパトが所有していた区画である。)
2002年 この年から新しい醸造所を使用している。
2008年現在 長年モレサンドニの村長を勤め、シュヴァリエ・ド・タストヴァンの評議員でもある、ジャン・マリー・ポンソと息子のローランと彼の姉妹のローズ・マリー・ポンソでドメ−ヌを運営している。

 

栽培
リュットレゾネ、オーガニック、ビオディナミを区画にあわせて採用している。
剪定、芽掻きで収量を制限している(グリーンハーヴェストは行わない。)
収量は例えば35hl/ha程認められるグランクリュであっても平均で17-23hl/ha程に制限している(少ないときは10hl/ha前後にもなる。)。
しっかりと実が熟してからの収穫を行い、17キロ入りの篭を使用して選果しながら手摘みで収穫。醸造所でも選果を行う。

 

醸造
SO2は使用せずに窒素やCO2等の不活性ガスを使用して、酸化しないようにしている。
グラヴィティシステムを取り込んだ醸造所で、木製の醗酵槽を使用してピジャージュを2-3回/日行いながらの発酵を行う。10-20日のキュヴェゾンである。
古い水平式のプレス機を使用している。
(88年以降では2003年のみ必要と思ったため、SO2を使用した。)

 

熟成
MLF後に必要があれば、澱引きを行う(行わずに瓶詰めをする事もある)。
月の運行にあわせて無清澄、無濾過で瓶詰めを行う。
新樽は使用しないで、古いものでは30年以上使用されている古樽で2年間の熟成を行う。また、瓶詰め時には亜流酸の使用量をさげるため、不活性ガス(窒素)を用いる。

 

主要商品(2008年2月編集)
Rouge
Chambertin  0.2ha
Chapelle-Chambertin  0.7ha
Griotte Chambertin  0.9ha
Charmes-Chambertin Cuvee des Merles  0.3ha
Gevrey-Chambertin Cuvee fe L'Abeille  0.5ha
Clos de la Roche Cuvee V.V  3.4ha  50年
Clos Saint Denis Cuvee V.V 0.4ha  90年
Morey-Saint-Denis 1er cru Cuvee des Alouettes   1ha
Morey-Saint-Denis Cuvee des Grives  0.6ha
Chambolle-Musigny 1er cru Les Charmes  0.6ha
Chambolle-Musigny Cuvee Cigales  0.4ha
Bourgogne Cuvee Pinson  0.5ha

Blanc
Morey-Saint-Denis 1er cru Monts Luisants  0.9ha
アリゴテ60%(80年以上)シャルドネ25%、ピノ・ブラン15% マロラクティック発酵を行わない。(ブレンドは年によって異なる。05年ではアリゴテ100%であった。)

 

商品、スタイル、他情報について
ドメーヌ・デ・シェゾーとのメタイヤージュを行い、グリオットシャンベルタンや、クロサンドニ等を醸造している。

熟した豊かな果実香にピノノワールらしいほのかなスパイスの芳醇な香り、味わいも豊かな果実味と骨格に柔らかい酸味とミネラルが存在し、果実味とともに広がってゆく。溶け込んだタンニンとともにしっかりと果実のフレーヴァーが余韻へと続いてゆく。

白は果実味豊かな味わいで、ミネラル感に富み、果実味とミネラルが広がってゆき、力強い余韻へと続く。全体的にヴォリュームは控えめだが、エレガントな味わい。

 

輸入元
ラック