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Domaine (Henri)(Christoph) Perrot-Minot(ペロミノ)
→ネゴス物は単にPerrot-Minotのエチケットがある。(耕作や収穫はペロ=ミノが行っている)
また、2005年まではDomaine Henri Perrot-MinotやDomaine Christoph Perrot-Minot、ネゴスでChristoph Perrot-Minotのエチケットも混在していた。

本拠地
モレサンドニ

 

歴史
1870年 戦争の後、レオニー・ジゴーとアレキサンドル・モワゾの間に娘のエステール・モワゾが誕生
19世紀中頃 Sigaut家(Chambole-Musigny村)とMoizot家(Morey-St-Denis)の葡萄畑がレオニー・ジゴー夫人(後に未亡人となり、畑を相続する)とアレキサンドル・モワゾの結婚により、一つの資産となることから始まる。
19世紀末 エステール・モワゾがアメデー・メルムと結婚。アメデー・メルムは兵役を終えた後、義母レオニ−のワイナリーを整備することに専念することをきめ、葡萄畑の拡大のためにセラーや地下貯蔵室、清潔なサロンを整備する等行い、メルム=モワゾ・アメデーとして地所を広く知られるようになった。
1902年 エステール、アメデー夫妻の間に息子アルマン・メルムが産まれる。アメデーは一流レストランに求められるようになる等、更なる品質の向上に努力し。アルマンも成長するに連れてアメデーのように、ワインの品質を上げるようなっていった。アルマンはその後、素晴らしいワイン生産者と認められ、さらにドメ−ヌの近代化もすすめていった。
1939年 アルマンはイヴォンヌ・オ−ベルと結婚をし、この年に長女マリー=フランスが産まれ、その後第二次世界大戦前に4人の娘を授る。
1963年 アンリ・ペロ=ミノとマリー=フランスは結婚をし、同時にアンリはアルマンのもとドメーヌへ参加するようになる。
1973年 アルマンが死去した後に、アメデー、アルマンによって築かれたドメ−ヌとその名声をアンリとマリー=フランスが受け継ぎ、モレサンドニに構える生産者であったが、この年3代目アンリによって、ドメーヌ・アンリ・ペロ=ミノが設立された。
1993年 4代目クリストフ・ペロ=ミノがドメーヌを引き継ぐ。アンリから引き継いだ畑はアンリ・ペロ=ミノ、クリストフの代で買い足した畑はクリストフ・ペロ=ミノのエチケットとなっていた。
1999年 ネゴシアン(畑を短期契約して耕作に関与(または耕作をし)できる区画の葡萄で実質収穫もペロ=ミノが行っている。)事業を始める
2000年 ペルナン・ロッサンを買収Chambolle-Musigny 1er cru Les Charmes、Vosne-Romanee 1er cru Les Beaux Monts、Vosne-Romanee Les Sormes、Vosne-Romanee Champs Perdorix、 Nuits-Saint-Georges 1er cru La Richemoneをこのヴィンテージよりリリースしはじめる。
2001年 Clos de Vougeot(グラン・モ−ペルチュイの区画)をリリース。
2002年 アンリエエチケットのものに加え、クリストフ名義のCharmes Chambertinをリリースしはじめる。さらにGevrey-Chambertin 1er cru Les Cazetiers、Gevrey-Chambertin 1er cru(Poissenot,Champeaux,Charbaudes等のブレンド)もリリース。
2002年 発酵時にCPM(自動撹拌器)を使用しはじめる。それにより緩やかに撹拌ができ繊細さを保てる。(ルモンタージュのようにポンプでワインに負荷をかけず、ピジャージュのように果皮に過度な圧力をかけないですむ)
2003年 買い葡萄によるChambertin Clos de Bezeをリリース、エチケットはChristoph Perrot-Minot。ピエール・ダモワから一画を毎年更新して借りている。
2004年 Chambertinをリリース,クロドベズと同様借りている。
2005年 このヴィンテージより、単にドメーヌ・ペロ=ミノのエチケットに変わったものもある。
2008年 このヴィンテージから清潔に徹底した新しい醸造所が稼働予定である。

 

栽培
リュットレゾネを採用。厳しい剪定とグリーンハーヴェストを行い1株に6,7房しか残らない程、収量を大幅に制限。摘葉も実施する。
十分に成熟させて、手摘み収穫、。醸造所でも選果台にて、厳密な選果が行われる。30人の収穫人が収穫時に選果をし、20人の選果人が2代の選果台で作業をしている。2台の選果台の最後尾にはクリストフが立ち、1時間に収穫ケースで15ケース分のみで、ここまで徹底した選果はDRCくらいといわれている
収量はグランクリュやプルミエで30ha/hl、ヴィラ−ジュや広域でも40hl/haとなっている。

 

醸造
100%除梗後13℃にて5ー7日間低温浸漬を行い、最高温度30℃にて7−10日間のアルコール発酵が行われる。
その間ルモンタージュを最低限行い、ピジャージュはワインの状態やヴィンテージをみて行われる。
グラヴィティシステムを組み込んだセラーでなるべくポンプを使用しない。(自動撹拌タンクも所持しているため、一概に上記の方法だけとはいえない)

93ー99年頃までは2回の極低温の低温浸漬を行う等抽出が非常に強いスタイルであった。
発酵終了後、圧搾したら48時間のデブルバージュを行い、熟成行程へ移る。

 

熟成
村名で新樽は25%。プルミエで新樽40%。グランクリュでは50%程の新樽を使用(残りは1,2年使用樽)して12−16ヶ月熟成される。樽はトロンセとベルトランジェ(アリエの)の産地ものを使用、メーカーはルモン・ク−パーリッジ社(ラドワ・セリニにある)のものを使用。抽出の強かった時代はもう少し新樽比率がたかかった。
瓶詰め1ヶ月前に一度だけ澱引きはするものの、無清澄、無濾過で瓶詰めをされる。

 

主要商品(2008年2月編集)
Rouge
Chambertin Clos de Beze V.V  2100本
Chambertin    576本
Mazis Chambertin  576本
Chapelle Chambertin V.V   1152本
Charmes Chambertin V.V   0.91ha 60年   3744本
Mazoyeres Chambrtin V.V  0.73ha  60年   4320本
Gevrey-Chambertin 1er cru La Perrier V.V  1440本
Gevrey-Chambertin 1er cru Les Fontenyr V.V  1440本
Gevrey-Chambertin 1er cru V.V
Gevrey-Chambertin  1.51ha  45年 7488本
Morey-Saint-Denis 1er cru La Riotte V.V  0.58ha  55年 2304本
Morey-Saint-Denis En La Rue de Vergy   1.39ha  37年 7200本
Chambolle-Musigny 1er cru Les Fuees V.V  0.13h  60年  576本
Chambolle-Musigny 1er cru Les Baudes V.V  0.004ha  288本
Chambolle-Musigny 1er cru Les Charmes V.V  0.09ha  1152本 
Chambolle-Musigny 1er cru Les Echanges V.V  2016本
Chambolle-Musigny 1er cru La Combe d'Orveau V.V  0.47ha 70年 2016本
C-M 1er cru La Combe d'Orveau V.V Cuvee ULTRA 0.667ha 70年 576本
Chambolle Musigny V.V  0.85ha  90年  4320本
Clos de Vougeot   1152本
Vosne-Romanee 1er cru Les Beaux Monts V.V 0.82ha  1152本
Vosne-Romanee Les Sormes
Vosne-Romanee Champs Perdorix V.V  0.356ha  50年 1152本
Vosne-Romanee Au Dessus de la Riviere
Vosne-Romanee V.V  0.41ha 1728本
Nuits-Saint-Georges 1er cru La Richemone V.V   1.46ha 60年  3168本
N-S-G 1er cru La Richemone V.V Cuvee ULTRA  0.57ha 60年 576本
Nuits-Saint-Georges 1er cru Les Cras V.V  0.08ha  576本
Nuits-Saint-Georges 1er cru Les Murgers V.V 0.18ha  576本
Nuits-Saint-Georges Bas de Combe V.V
Nuits-Saint-Georges Lavieres V.V
Bourgogne Rouge    50年

 

商品、スタイル、他情報について
2008年現在では買い葡萄からのキュヴェもある。また、新しい畑はメタイヤージュ等の賃貸が多い。
エチケットの名義については
ドメーヌ・アンリ・ペロミノ、
ドメーヌ・クリストフ・ペロミノ、
2005年からドメーヌ・ペロミノヴァージョンもリリース(2006年Vinからはこれに統一予定のようであり、ネゴス物は ペロミノに統一するようである)
また、NSGリッシュモンとCMコンブドルヴォーにはキュヴェ・ウルトラという白っぽい特別なラベルが存在する。

2000年位までははかなり抽出が強く、昔の情報によると、2℃で10−14日間の低温抽出を行い、極低温で果皮の細胞膜を破壊し、色素を抽出し、「9度以下のマセラシオンでは酵母の活動が抑制できないからマセラシオンでではない」と本人がいう程であり、果実実は豊かだがそれとともにに抽出の非常に深い色合い、煮詰めたような味わいが特徴であった。

2008年現在最近
商品は葡萄の凝縮度はあるが、以前の物程抽出が強くなく解けたタンニンを感じ、よりナチュラルなスタイルとなっている。

すみれ等の花に密度の濃い果実の香り、味わいも凝縮した果実の香りにタンニンが溶け込んでおり、酸やミネラルの深みを感じる。パワーもある反面気品も備わっている。

 

輸入元
ラック
ファインズ