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Domaine Jacques Prieur(ジャック プリュール)

本拠地
ムルソー


歴史
1988年 アントナン・ロデがドメーヌの50%の株を取得、残りの50%はプリュール家がもっている。
2000年 アントナン・ロデの醸造長ナディーヌ・ギュプランのによってビオロジーを一部採用しはじめた。
2002年 除草剤を廃止した。
2008年現在 メルキュレのネゴシアンのアントナン・ロデが株式の半分を所有しているため、マルタン・プリュールとともに運営を行っている。基本的には栽培や醸造はマルタン・プリュールが、販売の50%はプリュール自身が、残りの50%はアントナン・ロデが行っている。ただし、財務面はアントナン・ロデが担当

 

栽培
畑では若い木が表土にはる根をナイフで切断する等、1本1本に十分なケアをしている。
畑で選果を行い、小篭で醸造所に運ばれる。また、収穫に際してはアントナン・ロデのナディーヌ・ギュプランが決定をくだす。
醸造所では送風機付きの振動型選果代にて特殊な蛍光灯を用いてさらに選果される。
収量はグランクリュのシャンベルタンの2007年で25hl/ha程で、かなり制限をしている。

 

醸造
除梗100%行う。15℃前後で5ー6日間の低温浸漬を行う。最高温度は35℃までとし、冷却用の線が入ったオークの醗酵槽で発酵を行う。2000年頃からはピジャージュ(日に最大で2回程度)での抽出は少なくなっているがそれ以前はピジャージュでの抽出は強め。キュヴェゾンは15ー21日程度

白は樽で発酵を行う。

 

熟成
プレスワインは多くても全体の15%ほどで、85%はフリーラン果汁を使用。
グランクリュでは100%、プルミエクリュでは30ー100%、村名では30%の新樽を用いて15ー23ヶ月の熟成を行う。

白の村名では30%程、プルミエは30ー50%程の新樽を用いて熟成を行う。グランクリュは100%の新樽を使用。バトナージュを行いながら、14ー23か月程の熟成を行う。

 

主要商品(2008年11月編集)
Rouge
Chambertin Clos de Beze   0.15ha
Chambertin   0.84ha
Gevrey-Chambertin 1er cru
Musigny  0.77ha
Chambolle-Musigny 1er cru La Combe d'Orveau
Clos de Vougeot
Echezeaux
Corton
Corton-Les Bressandes
Beaune 1er cru Clos de la Feguine  (モノポール)
Beaune 1er cru Champs Pimont
Beaune 1er cru Graves
Beaune 1er cru Concherias
Vornay Santenots 
Volnay 1er cru Champans
Volnay 1er cru Clos de Santenot  (モノポール)
Meursault Clos Les Mazeray  (モノポール)

Blanc
Beaune 1er cru Clos de la Feguine  (モノポール)
Beaune 1er cru Champs Pimont
Meursault 1er cru Perrier
Meursault Clos Les Mazeray  (モノポール)
Montrachet
Chevalier-Montrachet
Puligny-Montrachet 1er cru Les Combettes

 

商品、スタイル、他情報について
ドメーヌでは20.8ha程耕作している。グランクリュはそのうち5ha近くにもなるという。
選別は厳しく、シャンベルタンは本来10数樽分造れるのだが、2005年で4樽しか生産しておらず、9樽は格下げしてジュヴレのプルミエとして販売する程である。
クロ・ド・べーズの畑は窪地で、斜面上部から化学薬品が流れてきたり、水が溜まったりで木の健康状態が溜まるが、所有者の責任で最善を尽くすようにしているとのインタビューもある。斜面上部には大部分はピエール・ダモアで、その上にフェヴレー、ダモワの隣にアンリ・ルヴルソーである。

少し苺のジャムの香りのある豊かな果実の香りにほんのり樽香が溶け込んでおり、味わいは果実味豊かな甘い口当たり、エキス分にとんでいる。骨格にしっかりと酸味、ミネラル,溶けたタンニンを感じ、余韻はミネラル感主体の味わいで飲み心地が柔らかい。

白は熟した果実の味わい、濃縮感のある果実味、しっかりとした酸味とミネラルの骨格と広がりを感じる。力強い構成。

 

輸入元
全日空商事